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ショパン国際コンクール、出場者の国籍を「中国台湾」と表記 外交部が抗議

2020/03/12 13:58
「第18回ショパン国際ピアノコンクール」の予備予選に出場する台湾人。国籍はいずれも「中国台湾」に=大会の公式サイトから

「第18回ショパン国際ピアノコンクール」の予備予選に出場する台湾人。国籍はいずれも「中国台湾」に=大会の公式サイトから

(台北中央社)ポーランド・ワルシャワで開かれる「第18回ショパン国際ピアノコンクール」の公式サイトで、台湾の出場者の国籍が「中国台湾」(China, Taiwan)と表記されていることが分かった。外交部(外務省)は11日、台湾の国家主権の利益や出場者の尊厳と権益が著しく損なわれたとして、現地政府と主催者に厳正に抗議し、速やかな訂正を求めるよう駐ポーランド代表処(大使館に相当)に指示したと明らかにした。

同コンクールは5年に1度開かれるもので、国際ピアノコンクールの最高峰とされる。台湾からは今回、9人が予備予選に出場する。前回大会の2人から大きく増加した。

外交部の欧江安報道官によれば、主催者は当初、台湾の出場者の国籍を「中華人民共和国台湾」(PRC Taiwan)としており、後に「中国台湾」に変更したという。欧報道官は、同コンクールは文化交流の場であり、政治が介入すべきではなく、不当な政治的圧力に屈してはならないと主催者を非難した。

台湾最年少の出場者である15歳の林灝維さんの母親は中央社の取材に対し、林さんは公式サイト上の国籍表記を確認して即座に主催者に問い合わせをしたと明らかにした。主催者側からは、全ての出場者が納得できる案を見つけられるようポーランド外務省と連絡を取っている最中で、台湾のピアニストを尊重できるよう尽力するとの返信があったという。

(陳韻聿、趙静瑜/編集:名切千絵)


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