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台湾の専門家、WHO会合に「台北」名義で参加へ 外交部「利益守る」

2020/02/11 15:29
衛生福利部疾病管制署の荘人祥副署長

衛生福利部疾病管制署の荘人祥副署長

(台北、ブリュッセル中央社)世界保健機関(WHO)が新型コロナウイルスを巡って11、12日にスイス・ジュネーブで開催する会合に、台湾の専門家は「台北」名義で参加する見通しであることが分かった。衛生福利部(保健省)疾病管制署が10日、明らかにした。外交部(外務省)の欧江安報道官は11日の定例会見で、国家の最高利益を守れるよう、引き続き有利な名称を勝ち取っていくと述べた。

台湾の専門家はインターネットを通じてオンライン参加する。政府は「会場列席による参加」を目標としてきたが、WHOは10日の会見で、台湾をオンライン形式で参加させる方針を改めて明言した。外交部によれば、多くの国の専門家が国内での感染状況への対応を理由に、台湾と同様にオンライン形式で参加するという。

台湾は2017年以降、中国の圧力を背景にWHO総会にオブザーバー参加できていない。WHOが先月下旬に開いた緊急委員会にも、新型コロナウイルスへの感染者が確認された地域であるにも関わらず招かれなかった。

欧報道官は11日、WHOが台湾の専門家を招く方針を公に表明したのは「有意義な進展」だと評価。台湾のWHO参加を巡って、台湾への支持を表明する声が国交を結ぶ国や近い理念を有する各国から相次いだことに触れ、これが「WHOに台湾の参加の必要性を直視させることに有効に働いたことが十分に示された」と語った。

蔡英文総統は10日夜、フェイスブックで「われわれは引き続き実際的な参加を勝ち取っていく」とし、WHOに対し、台湾を政治的要素によって排除しないよう呼び掛けた。

会合は現地時間11日午前9時(台湾時間同日午後4時)から非公開で開かれる予定。

(陳韻聿、唐佩君、張茗喧、葉素萍/編集:名切千絵)


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