馬英九前総統は24日、今年度の高校歴史科目の学習指導要領に反対する学者らでつくる団体が台北市内で開いた記者会見にビデオメッセージを寄せ、歴史教材に「台湾主権未定論」が盛り込まれていることに異議を唱えた。教科書の検定を担当する国家教育研究院は中央社の取材に対し、異なる見解や主張を併記することで、現在の台湾の国際的地位に関する歴史的背景への理解を促すのが狙いだと説明した。
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