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ソロモン諸島に外交関係転換の動きか 外交部「交流は正常」/台湾

2019/09/02 15:26
欧江安氏

欧江安氏

(台北 2日 中央社)中華民国(台湾)と外交関係を結ぶ南太平洋のソロモン諸島が早ければ今週にも台湾との関係の転換を発表する可能性があると2日、ロイター通信が報じた。外交部(外務省)は同日、近日のソロモン諸島との交流は正常だとし、両国関係の順調さを強調した。

ソロモン諸島を巡っては、今年4月にソガバレ政権が発足して以降、台湾との関係見直しの動きが伝えられている。現地紙は6月初頭、マネレ外相が100日以内に台湾との国交維持か中国との国交樹立かを決める方針を示したと報じていた。

ロイター通信はソロモン諸島議会外交委員会委員長、ピーター・ケニロレア氏の話として、台湾との関係を評価する作業部会が中国と国交を結ぶ太平洋諸国の訪問を終えた後の8月中旬、8人の大臣と首相の個人秘書が中国を訪れたと伝えた。匿名の政府立法担当者は、作業部会と大臣団は明らかに北京に傾いていると語る一方、意表を突く可能性もあると話したという。

外交部の欧江安報道官は、ソロモン諸島の関連の政策決定には内閣と議会の協議が必要だとし、作業部会の報告は最終決定の根拠にはならないと説明。さらに、先月上旬に同国の議員団が訪台し、「アジア・太平洋国会議員連合」(APPU)年次総会に出席したことや、ソガバレ首相が先月中旬、「太平洋諸島フォーラム」(PIF)が開催されていたツバルで呉ショウ燮外交部長(外相)と面会し、ビザ(査証)免除の協定を結んだこと、先月下旬にホウエニプウェラ前首相や閣僚、国会議員が台湾との関係維持を支持する共同声明を発表したことなどを紹介し、両国の連携が順調で、意思疎通に支障がないことの証だと述べた。(ショウ=金へんにりっとう)

台湾は1983年にソロモン諸島と国交を樹立。2016年5月の蔡英文政権発足以降、中国は台湾と外交関係を持つ国の切り崩しを進めている。

(顧セン/編集:名切千絵)


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