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国連組織、台湾を「中国の省」と表記 蔡総統「失望」表明

2019/08/05 16:17
台湾を「中国の省」と表記する国連組織「UNウィメン」=同サイトより

台湾を「中国の省」と表記する国連組織「UNウィメン」=同サイトより

(台北 5日 中央社)国連組織「UNウィメン」は4日、同性婚を認めている国を公式フェイスブックで紹介し、台湾について「中国の省の1つ」と記した。蔡英文総統は5日、これを受けツイッターに「UNウィメンの台湾に関する誤表記を見て失望した」と英語でつづった。

UNウィメンは、同性婚を認めている国の国旗を円形にして並べたイラストをフェイスブックに投稿。中華民国の青天白日満地紅旗のイラストの下には「台湾、中国の省の1つ」と英語で書かれた。投稿には、「いつ、誰とパートナー関係を結ぶのか、全ての人間が自由に決められるようにするべきだ」との文章が添えられた。台湾では今年5月、アジア初の同性婚法が成立した。

蔡総統はツイッターで、台湾はアジアにおける人権や平等のとりでとしての役割を長く担ってきたと言及。UNウィメンの投稿に失望を表明しつつ、自由や平等を求めて戦ってきた人々の努力が誤表記によって消されることはないとの考えを示した。

外交部(外務省)はこれについて、国連に抗議と訂正を要求するよう駐ニューヨーク台北経済文化弁事処(総領事館に相当)に指示したとしている。

UNウィメンは、今年4月にも台湾野球界初の女性審判員、劉柏君さんに関する紹介文でその出身地について「台湾、中国の省の1つ」とネットに記載。劉さんらが抗議し、記述は「チャイニーズタイペイ」に変更された。

(侯姿瑩/編集:楊千慧)


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