Menu 戻る
  • 政治

蔡総統、台湾のTPP参加を熱望 日本の支援に期待=NHKインタビュー

2019/08/03 14:46
NHKの有馬嘉男キャスター(左)のインタビューを受ける蔡英文総統=総統のツイッターから

NHKの有馬嘉男キャスター(左)のインタビューを受ける蔡英文総統=総統のツイッターから

(台北 3日 中央社)蔡英文総統は2日までにNHKの独占インタビューに応じた。日台関係に関する部分で、台湾と日本は経済貿易分野での協力をさらに強化させることができると述べ、台湾が熱望する環太平洋経済連携協定(TPP)参加を日本が支援することに期待を示した。

台湾人と日本人はとても仲が良く、災害時に互いに助け合ってきたと述べた蔡総統。台湾のTPP参加については、実現すれば域内経済にプラスになることや、台湾には国際法を順守する能力も意欲もあると強調した。また、防災や災害救助、フェイクニュース、サイバーテロなどさまざまな分野でも日台間の深い友情に基づき、力を合わせて域内に貢献できるとの考えを示した。

中国が主張する「一国二制度」については、受け入れない姿勢を改めて強調。同制度の問題点として香港を例に挙げ、香港の主権は中国にあり、香港にはないと指摘。主権がなければ、民主的で自由な生活様式が保障されないとし、一国二制度によって主権が独立した台湾の現状が破壊されてしまうことに懸念を示した。

中国の強い圧力にさらされる台湾の重要性としては、経済面で他国と共同の利益を生み出す可能性が非常に大きいとしたほか、フィリピンに延びる「第1列島線」上に位置する台湾は戦略上非常に重要であることにも言及。台湾は域内の自由と民主主義の発展にとって鍵となる存在で、もし台湾が中国の拡張のために自主性、主権を失えば、域内の多くの国が不安に陥ると警鐘を鳴らした。

(編集:塚越西穂)


Share on Facebook  Share on plurk  Share on twitter  Share by email  Share on LINE
Top