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台湾の閣僚、福島産干し柿をツイッターで紹介 議論に 一方感謝も

2019/03/13 18:48
12日中央社の取材に応じた唐鳳氏

12日中央社の取材に応じた唐鳳氏

(東京 13日 中央社)唐鳳・行政院政務委員(無任所大臣に相当、デジタル政策担当)が10日、福島県産干し柿を自身が食べる動画をツイッターに投稿し、議論を巻き起こしている。台湾は2011年3月の東京電力福島第1原発事故以降、福島など5県で生産、製造された食品の輸入を禁止しており、昨年11月の国民投票では禁輸継続が賛成多数で可決となった。動画の投稿により、唐氏が5県産食品の輸入解禁を支持しているのではないかとの指摘が上がった。一方、福島県出身だという人から唐氏に感謝のコメントも寄せられている。

唐氏は非営利団体の招待を受け、8日から5日間の日程で訪日。10日、英語と日本語でツイッターに「福島県産の干し柿を食べることで、台湾は復興支援の手伝いができる」と投稿した一方、台湾ではまだ購入できないと残念がった。唐氏が食べたのは「あんぽ柿」と呼ばれる干し柿で、東日本大震災からの復興のシンボルとされているという。唐氏は同日、フェイスブックも更新し、福島と同様に輸入禁止となっている栃木県のイチゴ「とちおとめ」の写真も紹介した。

ツイッターでは、福島県出身だという人から唐氏が干し柿を食べたことに感謝するコメントが寄せられた。唐氏は台湾の新竹や嘉義でも干し柿が有名だと写真を添えてこれに返信。干し柿フェスティバルの際に台湾を訪れるよう薦めた。唐氏によれば11日、台湾に関わる日本人と面会。この日本人にも福島の食品をツイッターで称賛したことについて感謝されたという。

5県産食品の輸入解禁に賛成かどうかについて唐氏は、「食品の輸入問題は自身の管轄外」とコメント。国民投票で結果が示されたとし、解禁する簡単な方法は今のところないとの見方を示した。

11日、東日本大震災から8年を迎えた。唐氏はどこへ行っても日本人から「謝謝(ありがとう)台湾」と声を掛けられたと話し、台湾人がした良い行いが日本の人々の印象に深く残っていると語った。

(楊明珠/編集:楊千慧)


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