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中正紀念堂の転換は「脱蒋介石化」ではなく「再民主化」=文化部/台湾

2019/01/24 13:39
中正紀念堂内の蒋介石像

中正紀念堂内の蒋介石像

(台北 24日 中央社)鄭麗君文化部長(文化相)と与党・民進党が蒋介石元総統の象徴を排除する「脱蒋介石化」を推進しているとして女性タレントが22日、鄭部長に平手打ちをした問題で、文化部は23日、報道資料を出し、中正紀念堂(台北市)の転換は「脱蒋介石化」ではなく「再民主化」だと説明した。

蔡英文政権下では、過去の権威主義的な統治の下で行われた人権侵害やその結果の真相究明などを目指す「移行期の正義」が進められている。2017年に成立した「移行期の正義促進条例」では、「権威主義の象徴」を取り除くことがうたわれており、蒋介石元総統を顕彰するために建設された中正紀念堂についても、その役割の転換に向けて検討が行われている。

移行期の正義に関する政府の取り組みについて、一部からは「脱蒋介石化」だとの批判の声が上がっている。女性タレントは22日夕方、野党・国民党の台北市議の付き添いの下、記者会見に出席。鄭部長への平手打ちについて謝罪したが、「脱蒋介石化の推進には怒りと不満を感じている」と改めて主張した。

文化部は報道資料で、中正紀念堂の転換推進に対するこの女性の見解には誤りがあると指摘し、遺憾を表明。中正紀念堂の転換は組織や空間の転換であり、「脱蒋介石化」と単純化するべきではないとの考えを示した。

鄭部長は報道資料で、民主的な台湾では全ての人がそれぞれの意見を主張する権利があるとしつつ、どのような主張も暴力を正当化することはできないとの立場を示した。

(鄭景ブン/編集:楊千慧)


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