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「矛盾だらけ」台湾の行政院長、一国二制度で統一訴える中国に反発

2019/01/04 17:34
頼清徳行政院長

頼清徳行政院長

(宜蘭 4日 中央社)中国の習近平氏が2日、北京の人民大会堂で「一国二制度」による台湾との平和的統一を訴える演説を行ったのを受け、頼清徳行政院長(首相)は3日、習氏の発言は台湾に向けた心理戦のプロパガンダのようで、内容は矛盾に満ちていると反発。統一や一国二制度は台湾の民意に反しており、台湾人民の支持を得られないとの考えを示した。

頼院長は矛盾点として▽平和的統一と言いながら武力行使を放棄しない▽互いの相違点を認めるとするものの統一の道しか示さない▽台湾人民の意思を尊重するとする一方で一国二制度しか選ばせない――の3点を指摘した。

習氏が、台湾人民の生活は一国二制度の下でも変わらないと約束したことについては、同制度が採用されている香港の状況を例に取り、大きな矛盾と皮肉に満ちていると批判した。

また、習氏の談話からは、いわゆる「92年コンセンサス(九二共識)」がすなわち「一つの中国原則」であり、統一や一国二制度にのみ向かうものであることがはっきり分かるとし、台湾が主権を失わずに経済的利益だけを得られる方法があるなどという幻想を抱いている人は目を覚ますべきだと呼び掛けた。その上で、台湾は自分の道を歩むだけだと述べ、台湾人民の団結を訴えた。

(沈如峰/編集:塚越西穂)


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