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与党・民進党大敗、首長ポスト13から6に 野党・国民党が躍進/台湾

2018/11/25 15:55
近年における民進党と国民党の得票率の推移を示すグラフ

近年における民進党と国民党の得票率の推移を示すグラフ

(台北 25日 中央社)台湾で24日、統一地方選の投開票が行われ、与党・民進党は台湾全22県市ある首長ポストで、選挙前の13から6に減らす大敗を喫した。前回選挙で惨敗し、巻き返しをねらっていた最大野党の国民党は15県市で勝利を収めた。得票率は、民進党が前回(2014年)の47.3%から39.2%に落ち込んだ一方、国民党は40.7%から48.8%に上昇した。

行政院(内閣)直轄6市(台北、新北、桃園、台中、台南、高雄)の市長選では、民進党の牙城とされていた高雄で国民党の韓国瑜氏が民進党候補の得票数を大きく上回り、国民党が20年ぶりに市長の座を奪還した。台中でも民進党現職の林佳龍氏が国民党の盧秀燕氏に敗北。民進党所属者が市政を担っていた4市のうち、守ったのは2市にとどまった。直轄6市市長選の投票率は66.11%で、前回より0.20ポイント低かった。

台北市長選は開票作業が翌25日午前2時すぎまで続いた。その結果、現職無所属の柯文哲氏が国民党の丁守中氏の得票を3254票上回り、接戦を制した。丁氏は開票が始まってからも投票が行われていた投票所もあったと指摘、作業に重大な違反があったのではないかとして選挙無効訴訟を提起する方針だ。中央選挙委員会(選管)は丁氏の主張について「尊重する」との姿勢を示した。

今回の地方選では10件の国民投票が併せて実施され、例年より投票作業に時間がかかったため、各地の投票所には長蛇の列ができた。投票終了は午後4時だったが、この時点で列に並んでいた人も投票可能とされ、台北市では午後8時近くまで投票が行われていた場所もあったという。同委員会によれば、全ての開票作業が終了したのは25日午前3時2分。午後4時から約11時間が経過しており、開票に要した時間は史上最長となった。

今回の地方選の有権者数は1910万2502人で、投票総数は6721万3515票だった。首長や地方議員合わせて1万1047人が選出され、過去最多となる7人の女性首長が誕生した。

(顧セン、劉麗栄、葉素萍/編集:楊千慧)


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