Menu 戻る
  • 政治

台湾・桃園市長選、民進党籍の現職が再選 統一地方選

2018/11/25 02:20
勝利宣言をする鄭文燦氏(マイクを持つ男性)

勝利宣言をする鄭文燦氏(マイクを持つ男性)

(台北 25日 中央社)行政院(内閣)直轄市の北部・桃園市長選は24日投開票され、現職で民進党の鄭文燦氏(51)が野党・国民党の陳学聖氏(61)らを破り、再選を確実にした。同日午後9時半ごろに市内の陣営本部で勝利宣言した鄭氏は「これまで4年間の市政運営が評価された」と語り、桃園のさらなる発展を誓った。

民進党、国民党の公認候補に加え、3人の無所属候補の計5人で争われた桃園市長選。市長就任以来各地域に足繁く通い、地道に市民の支持を取り付けていた鄭氏の優勢が選挙戦序盤から伝えられていた一方で、国民党陣営は党所属の前立法委員(国会議員)が離党して無所属で出馬するなど一本化に失敗し、厳しい選挙戦となっていた。

1期目では託児施設整備や不妊治療支援、高齢者支援などの少子高齢化対策や産業政策が奏功し、人口増加に成功したほか、桃園メトロ(MRT)空港線の開業などで実績を上げた鄭氏。2期目には、鉄道計画や公共住宅の建設をさらに進め、桃園の飛躍を目指すと訴えた。

1967年、桃園生まれの鄭氏は桃園県議員、行政院(内閣)新聞局長、同報道官、海峡交流基金会副秘書長などを歴任。2009年に直轄市昇格前の桃園県長選に出馬するも、国民党候補に僅差で敗れ、再挑戦した2014年の市長選で初当選を果たした。

陳氏は自然災害に強く、活力のある「強靭な都市」づくりを公約に掲げ、市長選は「台湾人と民進党との戦い」だと蔡英文政権への審判となる意味合いを明確に打ち出して反民進党票の取り込みを図ったが、鄭氏には及ばなかった。

中央選挙委員会(選管)の発表によると、25日午前2時12分の時点で鄭氏が55万1517票(得票率53.49%)を獲得した。陳氏は40万6069票(同39.38%)。

(編集:名切千絵)


Share on Facebook  Share on plurk  Share on twitter  Share by email  Share on Google+  Share on LINE
Top