Menu 戻る
  • 政治

独立派団体がデモ 「国民投票による建国」訴える/台湾

2018/10/20 20:35
台湾の独立を求めるデモに参加する人々

台湾の独立を求めるデモに参加する人々

(台北 20日 中央社)台湾の独立の是非などを問う国民投票の実施を求めるデモが20日午後、台北市内の与党・民進党本部前で実施された。デモは独立派団体「喜楽島連盟」が主催するもので、「公民投票法」の改正や「台湾」名義での国連加盟などを訴える。集まった参加者は口々に「台湾独立」「国民投票の実施を」と気炎を上げた。現在の公民投票法は改憲が必要な「独立」に関する内容を対象外としている。

会場には彭明敏・元総統府資政(顧問)や陳唐山・元外交部長(外相)らも姿を現した。彭氏は、台湾を併合しようとする中国の野心に断固反対する立場を示し、国民投票による独立、建国への期待を示した。

台湾では11月24日に統一地方選を控えている。両岸関係の「現状維持」を主張する蔡英文総統率いる民進党は、党幹部や党公認候補者が喜楽島連盟のデモに参加することを禁じた。一方で台北市長選の同党公認候補、姚文智立法委員(国会議員)が「(附近にある)選挙本部に戻る途中」とする形で会場を通過したほか、現職の葉菊蘭・総統府資政も姿を見せた。葉氏は政界に入ったのは台湾独立のためだと述べ、「独立が台湾の唯一の活路」とする立場を示した。

主催者側の発表によると、午後2時時点での参加者数は5万人を突破。警察側は発表を控えた。

一方、南部・高雄市でも同日、民進党や支持団体による集会が行われ、中国による台湾の分化やフェイクニュースなどによる統一地方選挙への介入に対する警戒を呼び掛けた。高雄市長選挙の同党公認候補、陳其邁立法委員も参加し、偽情報に目を光らせ、自身の一票で台湾、高雄を支持しようと呼び掛けると、約1万人とされる参加者らは「中国との統一に反対し、台湾の主権を守る」と呼応し、会場は熱気に包まれた。

(葉素萍、王淑芬/編集:塚越西穂)


Share on Facebook  Share on plurk  Share on twitter  Share by email  Share on Google+  Share on LINE
Top