中国当局は9月1日、半年以上中国で生活している台湾人を対象に「居住証」の発行を開始した。居住証を取得した台湾人に中国人と「同等の待遇」を与えるという。台湾では、中国の居住証を取得した者に対し、台湾の戸籍の抹消や公民権の制限などの対抗策を講じるべきとの声が上がっている。これについて行政院(内閣)のKolas Yotaka(グラス・ユタカ)報道官は20日、「ある程度の制限は必要」と述べ、中国の居住証取得者の台湾での権利を制限する措置を検討する方針を示した。
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