Menu 戻る
  • 政治

APEC会合で台湾代表が各国・地域首脳と交流へ 習近平氏との接触に注目

2017/11/07 11:34
宋楚瑜氏

宋楚瑜氏

(台北 7日 中央社)野党・親民党の宋楚瑜主席(党首)は10日からベトナム・ダナンで開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に総統特使として出席する。宋氏は6日、出発を前に行政院で記者会見を開き、自身の義務を果たすため最善を尽くすと意気込みを示した。中国大陸の習近平氏と意思疎通を積極的に図るかどうかについては、自然な方法で習氏と意見を交換するよう蔡英文総統から指示を受けているとした。APEC首脳会議での両岸(台湾と中国大陸)の代表者のやり取りは双方の関係を表す指標と目され、注目を集めている。

宋氏の出席は昨年に続き、2度目。蔡総統の就任以来、両岸は硬直した状態が続いているのに加え、開催国のベトナムは中国大陸と友好関係にあるため、代表団には緊張感が漂っているという。宋氏は会見で、今回の任務は国際的な経済貿易組織への参加であり、両岸の政治問題などに関する交渉の場ではないと説明した。

トランプ米大統領と宋氏とのやり取りにも関心が向けられている。トランプ氏は中国大陸で習氏との会談を終えてからベトナム入りする。トランプ氏と顔を合わせた場合、どんな言葉を交わすつもりか質問されると、宋氏は北朝鮮問題に言及しながら、地域の安全と安定の維持に対する台湾の誠意を見せたいと述べた。

宋氏によれば、今年も昨年同様、安倍晋三首相との会談が予定されている。日本と経済や貿易面においてより緊密な関係を築いていきたい旨を伝える方針だという。

APECには、日本やベトナムなど環太平洋経済連携協定(TPP)参加11カ国が含まれており、会議期間で大筋合意を目指すと推測される。台湾はこれまで度々、TPPへの参加意欲を表明しており、宋氏も期間中、TPP参加国の支持を求めるとみられている。

宋氏は7日午後、ベトナムに到着し、8日に国際記者会見を開く予定。ベトナムには12日まで滞在する。

(王承中、劉麗栄、侯姿瑩/編集:楊千慧)


Share on Facebook  Share on plurk  Share on twitter  Share by email  Share on Google+  Share on LINE