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蔡総統「圧力に屈しない」 対中国大陸関係の打開策模索に言及/台湾

2017/10/10 12:40
蔡英文総統

蔡英文総統

(台北 10日 中央社)国慶節(中華民国の建国記念日)の10日、蔡英文総統は総統府前で行われた式典で演説し、今年交流30周年を迎えた中国大陸との関係について、「われわれの善意、約束は変わらない。対抗という昔の道には戻らない。だが、圧力にも屈しない」と台湾の姿勢を改めて示した。その上で、30年間で築いてきた成果や善意を大切にし、既存の基礎の上で関係の打開を模索していくべきだと述べた。

総統府によると、今年の国慶節のテーマは「より良い台湾」。蔡総統は演説で、「約束を実現、改革にスパート」「台湾の民主自由を全力で防衛」「国際新秩序における台湾の立ち位置を積極的に模索」の3つの面から、より良い台湾をいかにして実現するか説いた。

国際参加について蔡総統は、東南アジアや南アジア諸国との関係強化を目指す「新南向政策」に触れ、この目的は台湾にとって利益のある国際社会上の立ち位置を新たに探すことだと言及。目まぐるしく変化するアジア太平洋地域を前に、台湾は地域の繁栄と安定のためにより重要な役割を担う準備ができていると述べた。さらに、国際組織への参加を通じて国際社会の進展に積極的に加わっていければと訴えた。

演説の最後には「われわれは民主によって、自由によって偉大になり、団結によってさらに偉大になっていく」と語り、台湾の人々に感謝を述べた。

(葉素萍/編集:名切千絵)


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