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中国大陸の民主活動家・劉暁波氏死去 蔡総統「この上ない悲しみ」/台湾

2017/07/14 13:31
蔡英文氏

蔡英文氏

(台北 14日 中央社)中国大陸の民主活動家でノーベル平和賞受賞者の劉暁波氏が13日、入院していた遼寧省内の病院で、多臓器不全のため死去した。61歳。この知らせを受け、蔡英文総統は同日夜、フェイスブックに「今晩、中国の人権に関心を寄せる全世界の人は、われわれと同様、劉暁波さんの病死にこの上ない悲しみを感じています」と哀悼の言葉をつづり、敬意を示した。

劉氏は1989年に起きた天安門事件の中心的人物で、複数回にわたり投獄されながらも、中国大陸の民主化を積極的に推進してきた。中国共産党の一党独裁を批判する「08憲章」の起草に関わり、2010年に国家政権転覆扇動罪で懲役11年の判決を受け、再び収監された。同年、獄中でノーベル平和賞を受賞。だが、授賞式への出席は叶わなかった。今年6月下旬、劉氏が末期の肝臓がんのため、刑務所から遼寧省内の病院に移されたことが発表され、劉氏の健康状態に海外から高い注目が集まっていた。

蔡総統は劉氏が2010年の判決確定前に書き上げた文章「私に敵はいない」の中で、中国大陸が人権至上主義の法治国家に変わることへの期待を示していたことに触れ、「これが劉氏の中国に対する夢」だと言及。中国大陸に民主化への変革を訴え、「中国大陸が中国の夢を叶える過程において、台湾は必要とされる支援を提供します」とつづった。

(葉素萍/編集:名切千絵)


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