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パナマ国交断絶 台湾の元外相らが懸念 「断交ドミノの可能性も」

2017/06/13 18:45
左からパナマのサインマロ外相、中国大陸の王毅外相=中新社提供

左からパナマのサインマロ外相、中国大陸の王毅外相=中新社提供

(台北 13日 中央社)パナマと中国大陸との外交関係樹立を受け、中華民国(台湾)外交部は13日、パナマとの国交断絶を発表した。これについて、「断交ドミノの可能性は排除できない」(程建人・元外交部長)など、国の中枢にいた複数の人物から懸念の声が上がっている。

「国交国」との断交は、昨年5月の蔡英文政権発足後、同12月のサントメ・プリンシペ(西アフリカ)に続き2度目で、台湾と外交関係を持つ国は20カ国に減った。

李登輝政権(1988~2000年)末期に外相を務めた程建人氏は13日、背景には、冷え込んだ両岸(台湾と中国大陸)関係があると指摘。中国大陸は、「一つの中国」原則を受け入れない蔡政権に対し、「これからも圧力を強めていくだろう」とした。

また、「うまく対処しなければ、同じことがまた起きる」との考えを示し、政府に慎重な対応を求めた。

程氏のほかに、副総統として陳水扁政権(2000~2008年)を支えた呂秀蓮氏と馬英九前総統も同日、それぞれコメントを発表。呂氏は、「国際社会に疑われるほど国交国の数が少なくなると、亡国の危機に立たされる」と警鐘を鳴らし、現政権に局面の打開を呼び掛けた。一方の馬氏は「遺憾だが、予想外のことではない」と述べ、今後の動向を注視していくとした。

(謝佳珍、陳偉テイ、朱則イ/編集:羅友辰)


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