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台湾のWHO総会参加 カナダが改めて支持表明

2017/05/05 16:20
資料写真

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(トロント 5日 中央社)カナダ政府は2日、2003年の新型肺炎(SARS)流行時に同国も苦しめられたことを引き合いに出し、「台湾が世界の公衆衛生ネットワークに組み入れられないことによる影響は身につまされる」として、台湾の世界保健機関(WHO)の年次総会(WHA)参加を支持する立場を改めて表明した。

WHAが22日にジュネーブで開幕する。しかし、オンライン申込の締切が8日と迫っているものの台湾にはいまだに招待状が届いておらず、台湾の参加の可否は不透明のままだ。

カナダ元老院(上院)与党院内総務(首相によって任命され、上院において政府を代表して答弁する職務)ピーター・ハーダー氏は、2日の国会答弁のさい、「カナダはずっと、台湾なくして世界の利益にならない国際組織に台湾が参加することを支持している。世界公衆衛生の領域はその一つだ。」と述べた。同氏は過去にも国会で同様の答弁をしており、カナダ政府の立場が一貫していることの表れといえる。

ハーダー氏はさらに、台湾が2009年以来ずっとオブザーバーとしてWHAに参加している例を挙げ、カナダ政府は台湾が引き続き参加することが世界公衆衛生の利益にかなうと認識していると述べた。また、もしSARSのような世界的かつ感染率が高い疫病が流行ったら、世界公衆衛生ネットワークに溝が生じてしまうとして、台湾をWHOから排除することは逆効果だとの見方も示した。

(胡玉立/編集:塚越西穂)


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