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  • 経済

台湾最大級の海洋調査船が進水 蔡総統「船舶国産の里程標」

2020/07/21 19:15
新海研1号の模型を前に笑顔を見せる蔡総統(中央)

新海研1号の模型を前に笑顔を見せる蔡総統(中央)

(台北中央社)造船大手の台湾国際造船(台船、高雄市)が建造した海洋調査船のうち最大級となる1隻の命名・進水式が21日、北部・基隆市内で行われ、蔡英文(さいえいぶん)総統によって「新海研1号」と命名された。蔡総統は、産学連携によって誕生した同船は、台湾が推進する船舶自主建造のマイルストーンだと強調し、調査船の世代交代が完了したと喜びを示した。

新海研1号は、科技部(科学技術省)のリニューアル要請に応じて台船が設計、建造した調査船3隻のうち、最後に完成した1隻。総トン数は2200トンと3隻中最大で、船員・研究員計47人を乗せて40日以上航海することが可能。また、3隻のうち唯一、船首に気象観測設備を搭載しており、収集した気象データをいち早く中央気象局に送信できるほか、海底地形を3Dで素早く描き出せるマルチビーム測深機も備えている。今後は台湾大学に移管され、西太平洋やマリアナ海溝、北赤道海流などでの研究に投入される予定。

蔡総統は、台湾の研究は環境の把握や災害への対応に役立つだけでなく、国際社会にも貢献できると述べ、地域における持続可能な発展の促進にも意欲を示した。

(蘇思云/編集:塚越西穂)


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