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  • 経済

スイカ値崩れ 茶飲料店への購入要請を検討「ジュースにして」=台湾農業委

2020/04/28 14:26
東部・花蓮県内のスイカ畑

東部・花蓮県内のスイカ畑

(台北中央社)台湾でスイカが値崩れしているのを受け、行政院(内閣)農業委員会の陳吉仲主任委員(閣僚)は27日、全国のティードリンク業者にスイカの買い付けを要請することを検討していると明らかにした。ジュースとして消費してもらい、需要を増やすことで価格の引き上げを図る。加工にかかるコストは政府が負担する考えを示した。

立法院(国会)財政委員会で、与党・民進党の荘瑞雄立法委員(国会議員)の質問に対して述べた。台湾全土の卸売市場でのスイカの平均取引価格は、20日から26日までの統計では1キロ当たり10.2台湾元(約36.3円)となっている。荘議員によれば、スイカの栽培には同7~8元(約24.9~28.5円)がかかるという。荘議員は、農家が利益をほとんど得られない現状を訴え、支援策を講じるよう農業委員会に求めた。値崩れの背景には、豊作や新型コロナウイルスの感染拡大の影響があるという。

陳主任委員は、スイカは輸出ができず、冷蔵での備蓄もできないと指摘。その上で、加工に回したい考えを示し、ドリンク業者への買い付け要請を検討していると明かした。消費者にスイカの購入を呼び掛けた場合、その他の果物の売れ行きに影響が出るとし、「ジュースにするしかない」と述べた。

(范正祥/編集:名切千絵)


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