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  • 経済

クロマグロ漁獲枠、300トンを日本に移譲 メバチの増枠目指す/台湾

2019/09/08 18:43
台湾がクロマグロ漁獲枠、300トンを日本に移譲することについて説明する漁業署の張致盛代理署長

台湾がクロマグロ漁獲枠、300トンを日本に移譲することについて説明する漁業署の張致盛代理署長

(台北 8日 中央社)太平洋クロマグロなどの資源管理を話し合う中西部太平洋まぐろ類委員会(WCPFC)の北小委員会が現地時間6日、米ポートランドで閉幕した。行政院(内閣)農業委員会漁業署は台湾時間8日、会見を開き、クロマグロの漁獲枠拡大を求めていた日本に、台湾が割り当てられている大型魚の枠300トン分を移譲したと発表。一方で、メバチの漁獲枠拡大を目指すとの考えを示した。

同署の張致盛・代理署長は、台湾のクロマグロの年間漁獲量は近年、500トン以下にとどまっており、枠を1000トン以上余らせていると説明。クロマグロの漁獲において台湾の能力や技術に問題はないとし、台湾に回遊してくる量は環境の関係でそれほど多くないとの見解を示した。

これに対し、メバチの年間漁獲量は1万トン近くに達しており、上限である1万481トンに迫っていると指摘。漁業者の増枠に対するニーズは高まっているが、これには日本など他国・地域の協力が必要となる。増枠の量は、協議を経て決定されるとした。

今回話し合われた漁獲枠については、12月のWCPFC年次会合で正式決定される見通し。正式決定となれば、来年から試行される。張氏は、移譲が台湾の漁獲に影響を及ぼしていないか、同年下半期に検討する方針を示した。

(張雄風/編集:楊千慧)


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