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台湾の海外受注高、8カ月連続でマイナス 下半期に好転の見通し

2019/07/23 18:49
台湾の海外受注高、8カ月連続でマイナス

台湾の海外受注高、8カ月連続でマイナス

(台北 23日 中央社)経済部(経済省)統計処が22日に発表した6月の海外受注高は385億米ドル(約4兆1638億円)だった。前年同月比4.5%減で、昨年11月以来8カ月連続マイナス。同処は下半期には好転すると予測する一方で、世界経済の動向や日韓、米中の貿易摩擦など不確定要素があると指摘し、プラスに転じられるかは観察が必要と慎重姿勢を見せている。

6月は米国からの受注金額が単月として過去最高の117億ドル(約1兆2650億円)に上った。前年同月比は6.8%増。日本や中国大陸(香港を含む)、欧州など、台湾の主要な貿易相手からの受注が押しなべて減少した中での増加で、中でも情報通信製品や電子製品の増加が目立った。同処の黄于玲処長は、台湾業者が多少なりとも米中貿易摩擦による恩恵を受けているのが分かるとしている。

主要輸出品では、機械やプラスチック製品、化学品、卑金属などがいずれも振るわない中、情報通信製品が110億9000万ドル(約1兆1990億円)で唯一プラス成長を維持した。前年同月比は4.7%増。1~6月の累計は626億5000万ドル(約6兆7760億円)で前年同期比1.2%減だったが、減少幅は最小だった。

黄処長は7月の予想受注高について、過去の例から6月より少ないのが一般的で、あくまでも季節的な要因だと説明した上で、380億~390億ドル(4兆1110億~4兆2190億円)とした。前年同月比は6.7~9.1%減。また、下半期にはスマートフォンなど消費者向け電子製品の受注が見込めるほか、次世代通信「5G」のインフラ整備ニーズが高まり、回復に向かう可能性があるとの見通しを示した。

(廖禹揚/編集:塚越西穂)


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