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台湾6月の輸出、8カ月ぶりにプラス成長 米国向けが増加

2019/07/09 18:09
台湾6月の輸出、8カ月ぶりにプラス成長

台湾6月の輸出、8カ月ぶりにプラス成長

(台北 9日 中央社)財政部(財務省)統計処が8日発表した6月の貿易統計速報(通関ベース)によると、輸出額は前年同月比0.5%増の283億9000万米ドル(約3兆900億円)で同月の過去最高を記録し、8カ月ぶりのプラスとなった。輸出額から輸入額を引いた貿易収支は38億7000万元ドル(約4200億円)の黒字だったが、前年同月に比べて26.1%減少した。

今年1~6月の貿易収支は199億5000万ドル(約2兆1700億円)の黒字。前年同期比では22.0%減となった。

同部統計処の蔡美娜処長は、米中貿易摩擦を背景に台湾企業の国内回帰や台湾への発注先変更が促進されたことで、プラス成長につながったと説明。ICT(情報通信技術)関連・音響映像機器の輸出や対米輸出が顕著に伸びた。ICT関連・音響映像機器は前年同月比20.2%増、対米輸出は同18.5%増となった。

蔡処長は、米中貿易摩擦は一時的にやや緩和されているものの、不確定性は依然として存在しており、楽観視はできないと言及。一方で、企業の台湾回帰や台湾への発注変更が既定の傾向となっていることに加え、次世代通信規格「5G」や人工知能(AI)、モノのインターネット(IoT)などの新興産業の商機が広まっていくことで正と負の要素が相殺され、下半期の輸出は次第に安定していくとし、第4四半期には比較的顕著な成長が期待できるとの見方を示した。

(呉佳蓉/編集:名切千絵)


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