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  • 経済

トランプ氏、対中関税引き上げ表明 経済相、台湾企業Uターン加速を指摘

2019/05/06 15:31
沈栄津経済部長=資料写真

沈栄津経済部長=資料写真

(台北 6日 中央社)トランプ米大統領が表明した中国に対する関税の引き上げについて、沈栄津経済部長(経済相)は6日、中国に進出している台湾企業のUターンが加速するとの見方を示した。立法院(国会)経済委員会に出席する前、取材に応じた。

トランプ氏は5日、ツイッターを更新し、中国からの輸入品2000億米ドル(約22兆円)相当に対する追加関税10%を、10日から25%に引き上げる方針を示した。沈部長は、対中関税が引き上げられれば、関税対象となっている製品を中国で生産している台湾企業は必ず影響を受けると指摘した。

米中貿易戦争のほか、サイバー攻撃など安全保障上のリスクが指摘されている中国通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)や中興通訊(ZTE)にも触れ、最近は情報セキュリティが重要な要素になっていると説明。ICT(情報通信技術)産業関連の台湾企業のUターンは特に速まるとの見通しを示した。中国で製品を製造している国際的な大手企業は中国に対する疑念が必ず残るとし、「台湾に機会を見出すだろう」と述べた。

シンクタンク、台湾経済研究院・景気予測センターの孫明徳主任も、米中貿易協議が決裂したとしても、台湾にとって全てが悪影響というわけではないと分析。中国に進出した台湾企業のUターン投資が増え、今年下半期の経済を支える一時的な動力になると話した。

(廖禹揚、潘姿羽/編集:楊千慧)


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