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  • 経済

誠品書店の片隅にたたずむ椅子 創業者の「おもてなし」の心受け継ぐ/台湾

2019/02/05 18:53
「誠品書店」の片隅に置かれるカッシーナの椅子

「誠品書店」の片隅に置かれるカッシーナの椅子

(台北 5日 中央社)大手書店「誠品書店」のどの店舗にも、イタリアの高級家具ブランド「カッシーナ」の椅子が必ず1脚置かれている。紳士のように店舗の片隅にひっそりとたたずみ、行き交う来店客を見つめるこの椅子は、創業者である故呉清友氏が創業当時から大切にした「おもてなし」の心を象徴している。

1989年に1号店を台北市内に開業させた誠品。文芸青年を意味する「文青」文化を代表するブランドとして成長を遂げ、現在では台湾のみならず、中国、香港にも店舗を展開する。今年秋には三井不動産や書店チェーンの有隣堂と手を組み、日本に初出店する予定だ。創業30周年の節目の年に、初めて中華圏以外に飛び出す。

カッシーナの革張りの椅子が置かれているスペースは、呉氏の読書空間を再現したもの。椅子の隣には小さなテーブルとランプが配置される。来店客は椅子に座って足を休めることもできる。誠品は、海外を含め今後オープンさせる新店舗でも椅子を置くスペースを確保し、創業者をしのびたいとしている。

(江明晏/編集:名切千絵)


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