(新竹 25日 中央社)北部・新竹県新豊郷の廃駅、旧新豊駅がコーヒーチェーン、スターバックスの店舗として生まれ変わり、24日に営業を開始した。スターバックスが台湾で鉄道と融合させた特色ある店舗をオープンさせるのは初めて。
旧駅はそばに建てられた新駅舎が2014年1月に供用開始されたのに合わせ使われなくなっていた。スターバックスは旧駅が工業区に近いことや駅舎の独自性、歴史などに目を付け、旧駅への入居を決めた。元々の駅舎の構造は変えておらず、入り口からは店舗後方を走る列車を眺めることができる。
同社によると、父親が同駅の駅長を務めていたという近隣住民は、駅には思い入れがあると話し、今後父親を連れて来店したいと語っていたという。
(蔡ホウ敏/編集:名切千絵)