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  • 経済

EUの漁船違法操業警告、年末にも解除か/台湾

2017/10/16 19:07
EUの漁船違法操業警告、年末にも解除か/台湾

(台北 16日 中央社)行政院・農業委員会の林聡賢主任委員は15日、違法操業の取り締まりが不十分だとして2015年10月に欧洲連合(EU)から出されたイエローカードが年末にも解除されるだろうとする見方を示した。EUは改善状況視察のため、16日から10日間の日程で訪台する。改善が認められず、レッドカードが提示された場合、EUへの水産物禁輸措置が取られる。これに日米が同調した場合、年間漁業生産額500億~600 億台湾元(約1860億円~2230億円)規模に達する台湾の遠洋漁業に深刻な影響を与える恐れがある。

この事態の回避を図るため、台湾では昨年7月漁業に関する法律の改定や制定が進められ、今年2月にはモニタリング・規制・監視(MCS)システムの確立により、遠洋漁船を24時間監視できるようになった。また、漁業分野での国際提携や漁獲時の追跡可能性(トレーサビリティ)確立など計11項目の改善を終えており、林主任委員はこれらの実績から警告解除につながると強い自信を示した。

台湾がイエローカードを受けた背景には、2015年に漁船「順得慶888号」が捕獲したサメのヒレを切り取り、残りを海に捨てたのを環境保護団体グリーンピースが違法・無規制・無報告漁業(IUU)を行ったとして検挙したことがある。

(楊淑閔/編集:荘麗玲)


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