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  • 経済

台湾半導体の父、張忠謀氏 TSMC会長を来年6月に退任へ

2017/10/03 12:35
左から劉徳音氏、張忠謀氏、魏哲家氏

左から劉徳音氏、張忠謀氏、魏哲家氏

(台北 3日 中央社)半導体受託生産で世界最大手の台湾積体電路製造(TSMC)は2日、同社の創業者で「台湾半導体の父」と呼ばれる張忠謀(モリス・チャン)董事長(会長)が来年6月に引退すると明らかにした。張氏は、同社に捧げた過去30年余りは「人生の中でわくわくする楽しい時間だった」とし、「余生は自分と家族のために過ごしたい」とのコメントを発表した。

1931年、中国大陸・浙江に生まれた張氏は、日中戦争や国共内戦など戦乱の中、南京、広州、香港などを転々としながら育った。1949年に渡米し、マサチューセッツ工科大学で機械工学を学び、1955年、米シルバニア・エレクトリック・プロダクツに入社。産声を上げたばかりの半導体産業に身を投じた。その後、当時ベンチャー企業だったテキサス・インスツルメンツに移り、同社の上級副社長を務めるなど25年にわたり活躍した。

1985年には、台湾の研究機関、工業技術研究院の誘いを受け、院長に就任。1987年にTSMCを創業し、世界最大の半導体受託製造業者に育て上げた。

張氏の引退後は2013年から共同最高経営責任者(Co-CEO)を務める劉徳音氏と魏哲家氏がそれぞれ董事長と総裁に就任し、同社の経営を引き継ぐ。

(鍾栄峰/編集:楊千慧)


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