(台北 26日 中央社)鴻海(ホンハイ)精密工業の郭台銘(テリー・ゴウ)会長は25日の株主総会で、シャープとの提携について、鴻海がパネルの分野で世界一になるには、韓国・サムスン電子に追いつき、追い越さなければならないが、もしシャープと協力できればその差は縮まると語った。
郭氏はさらに、日台の産業は互いに補う関係にあり、台湾の技術提携の相手には韓国より日本の方がふさわしいとの考えを示した。一方、韓国は「血まみれの競争相手」だとし、日本企業との協力強化で韓国勢に対抗する姿勢を見せた。
鴻海はこれまでスマートフォン事業での協業や堺工場(現・堺ディスプレイプロダクト)への出資などで、シャープとの関係を深めてきた。だが、経営再建中のシャープとの資本提携は現在に至るまで実現していない。
郭氏は提携について、辛抱強く待つとしている。また、双方には協力してきた実績があり、その関係は続いていると強調、今後の見通しに関しては楽観視していると述べている。
(鍾栄峰/編集:杉野浩司)