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中国、蔡総統の演説を批判 大陸委「責任負う勇気に欠ける」/台湾

2020/10/11 16:44
大陸委員会の邱垂正報道官

大陸委員会の邱垂正報道官

(台北中央社)蔡英文(さいえいぶん)総統が10日の国慶節(中華民国の建国記念日)に行った演説を中国で対台湾政策を担当する国務院台湾事務弁公室(国台弁)が批判した。これに対し、対中政策を担当する台湾の大陸委員会は同日、中国が台湾と共に両岸(中国と台湾)の平和を推進することを拒絶しているなどと指摘し、責任を負う勇気に全く欠けていると強い不満と遺憾を表明した。

蔡総統は演説で、両岸関係の安定について台湾だけでなく「双方共同の責任だ」とし、関係改善に向け対等な立場での対話を望む姿勢を示した。これに対し、国台弁の朱鳳蓮報道官は、両岸関係の緊張の原因は民進党当局が「一つの中国」を原則とした「92年コンセンサス」を認めないことにあるとし、「台湾独立は袋小路だ」と非難した。

大陸委は10日の夜に出した書面で、中国側が「中華民国が存在する余地を認めない『一つの中国』を受け入れるよう脅迫している」と反発した。

また、中国共産党機関紙・人民日報系の環球時報の胡錫進編集長が中国版ツイッター・微博への投稿で、蔡総統の両岸関係に言及した際の口調は「最も弱いものだった」とし、その理由について中国軍の最近の動向から「戦争という懲罰を科せられるという深刻さに気付いた」からだなどと記した。

大陸委はこれについても書面で「非常に遺憾」だと表明。悪意に満ちた挑発的な言葉で、故意に双方を対立させようとするものだとし、中国側に政府系メディアやその傘下のメディア、個人の言論を管理するよう呼び掛けた。

(賴言曦、邱國強/編集:楊千慧)


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