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中国籍5000人不正訪台 手引きした台湾の旅行会社6社を家宅捜索

2019/12/18 14:07
張安楽氏(手前)

張安楽氏(手前)

(台北中央社)中国籍の政府職員ら5000人が虚偽の書類で不正に訪台した事件で、台湾台北地方検察署(地検)は17日、このうち2000人近くの訪台に協力した疑いで、台湾の旅行会社6社を家宅捜索し、関係者13人を事情聴取した。

うち1社は、中国との統一を支持する「中華統一促進党」の張安楽総裁の次男、張イ氏が経営する会社で、検察はこの日、イ氏の妻を任意で事情聴取し、25万台湾元(約90万円)での保釈を命じた。イ氏は国外にいるため、後日事情聴取するとしている。(イ=王へんに韋)

証人として呼び出された安楽氏は同日夜、台北地検に入る前に取材に応じ、選挙前のタイミングで捜査機関がメスを入れたことに不満をあらわにした。安楽氏は、来年1月の立法委員(国会議員)選に統一促進党から比例区で出馬している。その上で、内政部警政署刑事警察局長は2年前に事件を耳に入れていたと指摘し、同党が選挙に参加する際にイ氏の旅行会社を大々的に捜索したのは公職人員選挙罷免法違反の疑いがあるとして、同局長を告訴すると明らかにした。

検察は今月11日、2017年1月から今年6月までに中国籍の5000人を「短期的な専門交流」の虚偽の名目で台湾に入境させた疑いで、虚偽書類を提供したダミー組織と訪台に協力した旅行会社計5カ所の家宅捜索を行っていた。事件には少なくとも12のダミー組織、旅行会社約30社が関与したとみられている。

(蕭博文/編集:名切千絵)


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