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与党・民進党「中華民国台湾の存在の正視を」=習氏の演説受け

2019/01/02 19:46
民進党の党章

民進党の党章

(台北 2日 中央社)中国の習近平氏が2日、台湾政策に関する演説を行ったのを受け、与党・民進党は同日午後、声明を出した。習氏は演説で「一国二制度」や「統一」に複数回言及。民進党はこれに対し、「台湾は主権国家であり、現在の名前は中華民国である」とした上で、「中国は中華民国台湾の存在を正視するべきだ」と呼び掛けた。

民進党は、習氏は演説で台湾について政府や国家などに全く触れていなかったと指摘。これは「中華民国を消滅させるのが狙い」だとし、台湾がアジアの経済や民主主義において起こしてきた奇跡を無視していると訴えた。また、中国は「中国共産党による一党独裁体制の国」だとし、台湾の人々は習氏が呼び掛けた、民主主義制度に基づいていない交渉は一切受け付けないとの考えを示した。

独立派の政党「時代力量」も同日声明を発表し、「一つの中国」の原則を前提とした両岸(台湾と中国)の交流について「全く賛同できない」とする立場を強調した。

同党は、習氏の演説から「両岸は一つの中国に属し、国家統一に向けて共に努力していく」というのが「92年コンセンサス(九二共識)」の意味するところだと分かるとし、台湾のどの政党や団体が中国と交流しようと「一つの中国」の原則が基礎となると指摘。また、この原則にのっとって中国と交流しようとしている台湾の地方自治体の首長に対し、「民主主義の原則の一線を越えないように」と注意を喚起した。

(范正祥、游凱翔、陳俊華/編集:楊千慧)


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