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安定的な関係の維持は「共同責任」=台湾・蔡総統が中国に呼び掛け

2018/12/29 16:35
蔡英文総統=総統府提供

蔡英文総統=総統府提供

(台北 29日 中央社)蔡英文総統は28日、2016年5月に現政権が発足して以来の2年半における両岸(台湾と中国)関係について、全体として相対的な安定を維持しており、地域内の他の国々からも評価されているとの考えを示した。また、安定の維持は「われわれだけの責任ではなく、対岸(中国)の責任でもある」という前提の下で各自で努力するものだと述べた。メディア懇談会で語った。

香港紙「明報」は14日付で、北京当局が来年の元旦に、新たな対台湾政策を打ち出すと伝えた。報道では、中国共産党の習近平総書記が過去6年間、さまざまな場において台湾に対する新たな思想や主張を発表したほか、昨年10月に開かれた同党の第19回党大会でも台湾独立反対の立場を強調したことなどが指摘された。

蔡総統は、両岸の指導者には談話を行う機会が多くあり、「話一つで全てが決まるわけではない」とした上で、重要なのは情勢を見極めることであり、「中国の指導者の発言には耳を傾けるが、われわれにも自分なりの最終判断がある」と語った。

11月下旬の統一地方選への中国の介入が伝えられたことについては、「台湾の人々はどれが(中国の)懐柔策でそれに乗るにはどのような代償を払うかよく分かっている」と述べ、もし中国がこのような策が功を奏していると思っているのであれば、台湾人の判断力と民主主義の力を軽んじているとの考えを示した。

(温貴香/編集:塚越西穂)


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