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アフリカ豚コレラ感染状況、中国は台湾の問い合わせに一切応じず

2018/12/27 17:59
中国でのアフリカ豚コレラの発生状況

中国でのアフリカ豚コレラの発生状況

(台北 27日 中央社)中国で猛威を振るっている家畜伝染病「アフリカ豚コレラ」に関し、行政院(内閣)農業委員会の李退之副主任委員は26日夕方、感染状況について中国の窓口にこれまで正式な問い合わせを5回行ったが、中国側から「全く音沙汰がない」と明らかにした。両岸(台湾と中国)間の取り決めにのっとって台湾に情報を提供するよう呼び掛けている。

この件をめぐっては、中国の対台湾政策を担当する国務院台湾事務弁公室(国台弁)の馬暁光報道官が同日午前の定例記者会見で、両岸間の農産品の検疫・検査協力に関する取り決め(2009年に締結)について「貿易」に関するものであるとし、台湾は中国から豚肉を輸入していないため、アフリカ豚コレラの感染状況の情報共有は適用対象外だとの見方を示した。

貿易以外の農産品について馬報道官は、2004年に両岸で鳥インフルエンザが流行した後、中国側の「海峡両岸農業交流協会」と台湾の「農村発展基金会」が情報交換の民間窓口となったと説明。だが、2017年に台湾側の担当者が変更となったため、連絡が途絶えたとした。また、両岸間の公式対話が中止となった理由については「周知の通りだろう」と述べた。

農業委員会は同日夕方、両岸の防疫のための情報共有に関する記者会見を開催し、国台弁の説明について「完全な誤り」だと指摘。台湾で鳥インフルエンザが発生した際には毎回中国側に通知していると話し、台湾側の問い合わせに応じないことなどで両岸間の人々の感情を傷つけるのはやめるよう呼び掛けた。

馬報道官は、中国内のアフリカ豚コレラの感染について「大規模な感染ではない」と説明。関連機関や地域がすでに対処に当たっているとし、状況は安定傾向にあり、全体的に制御できているとの考えを示している。

(楊淑閔/編集:楊千慧)


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