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台北市長「両岸は一つの家族」再び言及 上海市との都市間交流で/台湾

2018/12/20 14:36
フォーラムに臨む(右から)周波上海市常務副市長、柯文哲台北市長

フォーラムに臨む(右から)周波上海市常務副市長、柯文哲台北市長

(台北 20日 中央社)台北市と中国・上海市の交流を目的とした「2018台北上海都市フォーラム」(台北上海双城論壇)が20日に開催されるのを前に、19日夜、台北市内のホテルで歓迎夕食会が開かれた。柯文哲台北市長はあいさつで、認識、理解、尊重、協力、了解の5つの「相互」と「両岸(台湾と中国)は一つの家族」という精神にのっとりさえすれば、両岸の関係は平和で安定したものとなると述べた。

同フォーラムは両市が2010年から毎年持ち回りで開催。過去のフォーラムで柯市長が「両岸は一つの家族」と述べ物議を醸し、今年も同様の発言があるかに注目が集まっていた。

上海市の周波・常務副市長も席上、両市の市民は「両岸は一つの家族」という雰囲気の中で「家族間の情や友情」を分かち合うだろうと喜びを示した。

台北市政府によると、周副市長は上海市の中で最もクラスの高い副市長で、経済や財政を担当。夕食会では、柯市長と周副市長が共に壇上に立ち、記念品を互いに贈り合った。

柯市長によれば、今年は台北から250人が、上海からは130人が参加し、人数は過去最多となる。フォーラムのテーマは循環経済で、公営住宅や都市再開発、ヘルスケア産業、文化、環境保護などの領域で討論会や分科会が行われ、両市間の覚書も締結された。

20日、開会式を終えた柯市長はメディアの取材に応じ、「92年コンセンサス」や「両岸は一つの家族」について、どちらもすでに台湾の社会から「レッテルが貼られてしまった」と説明。市長の発言に否定的な人もいるとの指摘には「最も多くの人々が利益を享受できるよう努める」とし、より多くの人が受け入れられる案を探る姿勢を示した。

「92年コンセンサス」は1992年に両岸で合意に達したとされ、「一つの中国」を前提としている。これを受け入れていない蔡英文政権に対し、中国は圧力を強めている。

(繆宗翰、梁珮綺/編集:楊千慧)


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