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台湾出身の党代表「台湾も大陸も愛せる」=中国共産党大会

2017/10/18 17:24
盧麗安氏

盧麗安氏

(北京 18日 中央社)中国共産党の第19回党大会が18日、中国大陸・北京で開幕した。代表として参加する共産党員のうち、台湾省代表は10人。その中で唯一台湾生まれ、台湾育ちの盧麗安氏は同日、人民大会堂に設置された「党代表専用通路」で取材に応じ、「台湾と祖国の大陸を愛するのは、自分の父母を愛するのと同じ」と語った。

盧氏以外の9人の台湾省代表はいずれも中国大陸生まれ。盧氏は1968年に南部・高雄に生まれ、大学までを台湾で過ごした。台中生まれで外省人(1949年前後、国民党とともに中国大陸から台湾に渡った人々)2世の夫と1997年に中国大陸・上海に渡り、復旦大学で教員の職に就いた。現在は上海市台湾同胞聯誼会の会長を務める。

盧氏の党大会参加を巡っては、両岸(台湾と中国大陸)の人々の交流について定めた「台湾地区・大陸地区人民関係条例」(両岸人民関係条約)違反の疑惑が取り沙汰された。同条約では、禁止と規定されている中国大陸の党務などに台湾の人民は就いてはならないことや中国大陸に戸籍を置いた場合の台湾人民の身分放棄などが定められている。行政院(内閣)大陸委員会によれば、盧氏はすでに中国大陸人民の身分を取得しているが、台湾人民の身分放棄の有無については調査中だという。

盧氏はこの日、取材陣にビン南語であいさつ。「台湾で生まれ育ち、台湾の娘であるのを光栄に思い、中国人であることを誇りに思う」と表明した。台湾を愛していないのではないかとする疑念については「ロジックがばからしい」と一蹴。「われわれは自信と勇気を持つべき。時代遅れの、対立したイデオロギーにとらわれてはならない」と述べた。ビン南語で「台湾を愛すし、もちろん大陸も愛せる」と語り、自身に素晴らしい教育を与えてくれた台湾に感謝を示した。(ビン=門がまえに虫)

(尹俊傑/編集:名切千絵)


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