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是枝監督、台湾の新鋭監督とリモートで対談 台北の街の描写を称賛

2020/11/03 16:16
是枝監督(左)とホアン監督

是枝監督(左)とホアン監督

(東京中央社)台湾の新鋭監督、ホアン・シー(黄熙)が2日、第33回東京国際映画祭と国際交流基金アジアセンター共催のトークイベント「アジア交流ラウンジ」にリモートで参加し、是枝裕和監督と対談した。是枝はホアンのデビュー作「台北暮色」(強尼・凱克)を高く評価し、台北の街の光や音の表現の仕方を称賛した。

「台北暮色」は2017年の東京フィルメックスでは「ジョニーは行方不明」の題名で上映され、2018年の日本公開時に改題された。この変更に感じた思いについて是枝から尋ねられたホアンは、同作の製作総指揮を務めたホウ・シャオシェン(侯孝賢)から、題名を決める際にエドワード・ヤン(楊徳昌)の「台北ストーリー」が引き合いに出されたようだと聞いたと説明し、異なる場所、時間で作品に異なる題名が付けられるのは興味深いと話した。

台北生まれの父親を持つ是枝は、当時父親が戸籍を置いていた住所にはいまだに日本式家屋があると言及。現代的な建物が立ち並ぶ台北の中心部でも、路地に一歩入れば異なる風情があるとし、台北はとても魅力的で、作品に共鳴し、深い感動を覚えたと語った。

先月31日に開幕した東京国際映画祭では、台湾映画を特集する「台湾映画ルネッサンス」が3年ぶりに組まれ、グイ・ルンメイ(桂綸鎂)主演の「足を探して」(腿)やビビアン・スー(徐若瑄)ら出演の「弱くて強い女たち」(孤味)、ドキュメンタリー「愛で家族に〜同性婚への道のり」(同愛一家)、芸術作品の作家と作品の関係を問う「悪の絵」(悪之画)の4作品が上映される。また、ショーケース部門のTOKYOプレミア2020には「チャンケ:よそ者」(醤狗)が台湾映画として唯一選出されている。

(楊明珠/編集:名切千絵)


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