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金馬奨、ホウ・シャオシェン監督に「生涯功労賞」/台湾

2020/08/26 12:23
ホウ・シャオシェン監督=台北金馬映画祭実行委員会提供

ホウ・シャオシェン監督=台北金馬映画祭実行委員会提供

(台北中央社)台北金馬映画祭実行委員会は24日、台湾の映画監督、ホウ・シャオシェン(侯孝賢)監督を第57回ゴールデン・ホース・アワード(金馬奨)の「生涯功労賞」(終身成就奨)受賞者に選んだと発表した。委員会議で全会一致で決定したという。実行委は「映画の伝承という困難な仕事において、ホウ監督は作品からその行いまで、包括的に貢献した」とたたえた。ホウ監督は「映画が好き。映画を撮ることこそが私の信念」だとコメントを寄せた。

ホウ監督は1973年に映画の世界に入り、スクリプター(記録)としてキャリアをスタートさせた。その後、脚本、助監督と経験を積み、1980年に「ステキな彼女」(就是溜溜的她)で監督デビュー。80年代に「風櫃の少年」(風櫃来的人、1983)、「冬冬の夏休み」(冬冬的仮期、1984)、「童年往事 時の流れ」(童年往事、1985)、「恋恋風塵」(1986)などの作品で「台湾ニューシネマ」の代表的人物となった。1989年には監督作「悲情城市」でベネチア国際映画祭金獅子賞(グランプリ)を受賞。同作は世界3大映画祭で最高賞を獲得した初の台湾映画となった。

1993年製作の「戯夢人生」でカンヌ国際映画祭審査員賞を受賞したほか、複数作品がカンヌのコンペティション部門にノミネートされた。2015年には「黒衣の刺客」(刺客聶隱娘)でカンヌの監督賞に輝いた。

金馬奨では監督賞を3度、脚色賞を2度、脚本賞を1度受賞している。2009年には中華圏の若手映画人に交流の場を与える「金馬電影学院」を創設し、人材の育成にも尽力している。

生涯功労賞には賞金はないものの、ホウ監督は受賞の知らせを受けると即座に、賞金を金馬奨に寄付したい考えを示し、運営スタッフを感動させたという。

第57回金馬奨授賞式は11月21日に台北市の国父紀念館で開かれる。

(王心妤/編集:名切千絵)


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