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日本統治時代建設の中山堂、82歳に ツァイ・ミンリャンが作品製作/台湾

2018/12/26 19:13
日本統治時代に建設された台北市の中山堂

日本統治時代に建設された台北市の中山堂

(台北 26日 中央社)日本統治時代に建設された台北市の中山堂が26日、供用開始82周年を迎えた。台湾映画界の巨匠、ツァイ・ミンリャン(蔡明亮)監督は中山堂管理元からの依頼を受け、同建物を題材にした作品「光」を製作。26日に同所で開かれた記者会見で初上映された。

中山堂は1936年12月26日に落成、供用開始された。当初は台北公会堂と呼ばれ、戦後に現在の名称に改称された。台北市の市定古跡に登録されているが、今年9月に国定古跡になることが決まり、文化部(文化省)の公布を待って正式に登録される。

会見に出席したツァイ監督は同作について「中山堂の顔を撮った」と説明。中山堂を一人の老人とみなして撮影したという。作品では光と影によって織りなされた建物の美しさが表現されており、「光が当たっている時が一番美しい」と語った。だが、照明を使う予算がなかったため、「光を追いかけて走っていた」と苦労を明かした。

今年の台北金馬映画祭の閉幕作に選ばれたツァイ監督の「あなたの顔」([イ尓]的臉)も中山堂で撮影された。ツァイ監督は、偶然にも今年の2作品はいずれも中山堂と関係があると話し、その環境と建物の美しさを称賛した。

両作品は来年映画館で公開される予定。「光」は公開期間終了後にユーチューブで見られるようになるという。

(陳妍君、陳怡セン/編集:名切千絵)


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