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初の台湾人メジャー投手が引退表明 過去には八百長容疑で台湾球界追放も

2017/06/22 15:33
ドジャース時代の曹錦輝=2015年7月19日撮影

ドジャース時代の曹錦輝=2015年7月19日撮影

(台北 22日 中央社)投手として初の台湾人メジャーリーガーで、今年2月に米独立リーグのロングアイランド・ダックスと契約を結んだ曹錦輝(36)が19日、フェイスブックで引退を表明し、18年に及ぶ自身の選手生活に幕を下ろした。「毎日力の限りを尽くして今まで戦ってきた。腕はもう限界まで消耗した」と心境をつづっている。

投手として相当な実力を誇るにもかかわらず、その選手生活は決して順風満帆といえるものではなかった。高校時代に150キロ台の速球を投げ、18歳のとき、飛び級で台湾代表に選出された曹。1999年、大リーグのロッキーズに台湾人最高額の契約金220万米ドル(約2億4400万円)で入団した。2003年から2007年の間にメジャー50試合登板を達成し、元ヤンキースの王建民や元ドジャースの郭泓志と並んで三大メジャー投手と呼ばれた。

2009年には台湾プロ野球・兄弟に加わった。観客動員数の大幅増をもたらし、多くのファンに親しまれたが、同年末八百長容疑がかけられ、台湾球界から永久追放処分が科された。

その後、故郷の東部・花蓮で料理店を営む傍ら、自主練習に励んでいた曹。2015年にはドジャースと契約、メジャーのマウンドに戻った。長いブランクを経て現役復帰したものの、近年は不調に悩まされていた。

昨年、桃園国際球場で行われた台湾人初のメジャーリーガー、陳金鋒外野手の引退試合には、2万人の観衆が球場に駆け付けた。その華やかさとは対照的ともいえる突然の引退宣言。インターネット上での曹に対する評価は賛否両論だが、彼の活躍をたたえる声も多く寄せられている。

(曹宇帆、林宏翰/編集:楊千慧)


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